星海社新書
いいデザイナーは、見ためのよさから考えない

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  • サイズ 新書判/ページ数 252p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061385627
  • NDC分類 757
  • Cコード C0295

出版社内容情報

デザインにセンスはいらない!? コンテンツ業界を席巻する気鋭のデザイナーがデザインを民主化する、次世代のためのデザイン思考!経営学部出身のデザイナーが思考する、デザインの論理
「デザイン」は、「デザイナー」と呼ばれる人たちの専売特許ではありません。ロジカルシンキングやプレゼンテーションと同じ問題解決の「道具」であり、コツさえ学べば誰にでも使いこなすことのできるものなのです。本書では、書籍やアニメ、スマホアプリなどの身近な題材を元に、デザイナーの思考プロセスを分解。「デザインとは何か」を、一緒に考えていきます。著者の有馬トモユキは経営学部出身。デザインとビジネスをつなぐのには、おあつらえ向きの人材です。さあ、「センス」や「絵心」のせいにするのはやめにして、共に「デザインの論理」について学びましょう。あなたの仕事をよいものにするヒントが、たくさん見つかりますよ。

有馬 トモユキ[アリマ トモユキ]
著・文・その他

内容説明

「デザイン」は、「デザイナー」と呼ばれる人たちの専売特許ではありません。ロジカルシンキングやプレゼンテーションと同じ問題解決の「道具」であり、コツさえ学べば誰にでも使いこなすことのできるものなのです。本書では、書籍やアニメ、スマホアプリなどの身近な題材を元に、デザイナーの思考プロセスを分解。「デザインとは何か」を、一緒に考えていきます。

目次

1 デザインは考えるための道具(“見ため”をデザインするとは;“見ため”の前に考えること ほか)
2 シンプルを求めるのに、才能は要らない(家電のリモコンはなぜ複雑に見えるのか;“シンプル”を求めるのに、才能は要らない ほか)
3 あなたのプレゼンはなぜ複雑なのか(あなたの『プレゼン』を考える;“伝えたいこと”を整理する ほか)
4 デザインを分解する(“解き方”の引き出しを持つ人、持たない人;センスの正体 ほか)
5 これからのデザイン(“決断”を込める;誤解を生まないために ほか)

著者等紹介

有馬トモユキ[アリマトモユキ]
デザイナー。1985年長崎県生まれ。青山学院大学経営学部卒。複数社を経て、日本デザインセンターに合流。グラフィック、Web、UI等複数の領域におけるデザインとコンサルティングに従事している。その傍ら、TATSDESIGN名義で商業コンテンツ作品とそのプロモーションに関する活動を実施。音楽レーベル「GEOGRAPHIC」クリエイティブディレクター、タイポグラフィ教育機関「朗文堂新宿私塾」講師、SFレーベル「DAISYWORLD」主催。タイポグラフィを軸としつつ、対象に深くアプローチするデザインを得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

80
デザインが専門ではない人にとっては、非常に便利な本。最初の20ページぐらいで、結論が出てしまっているので高速で読了できた。「(デザインとは)視覚的な要素を以て課題を解決し、情報を効果的にアピールすること」。このうち「視覚的」というところが、「デザイナー」と呼ばれる方の職業領域なんだろう。あとの部分は他の職業も同じ。どっかのコンサルタントが、言っていたことを思い出した。「DIYの店に来た客の様子を見ろ。彼はドリルを欲しがっているわけではない。板に穴を開けたがっているのだ」。2017/01/23

KAKAPO

42
この本は、かつてプロダクト・デザイナーの端くれだった私が、当時常々感じていたことを代弁してくれています。デザインは、消費者の感性に働きかけたり、行動を変容させたり、時には社会の嗜好にすら影響を与える力を持っているわけですが、大事なことは「デザインは、物事がどうあるべきか」ということを熟慮することであり「デザインは、物事をシンプルに、わかりやすく、使いやすく、安全にするための創造的なヒント」であるということです。世の中には様々な思考体系がありますが、デザイン思考は、今までにない強力な突破口になると思います。2017/06/24

nizimasu

9
著者はデザイナーながら経営学部出身というだけあったノンデザイナーにはわかりやすい内容。でも中身的には佐藤可士和の本なんかと同様にもはやデザインの域を超えて商品開発やマーケティングまでも及んでいるというのは納得のいく話ですが目新しさはない。むしろ、デザイナーの専門教育を受けていない人がどういう感じで色彩やデザイン、さらにはコンセプト二至るまで身につけていったかというのが本人の体験を元に語っていてそれが面白かった。結局、ベースの部分はそこそこにOJTとセンスの問題に行き着くというのはビジネスの要諦かな2015/06/30

kuma suke

5
『モノ』ではなく、『コト』のデザイン。2017/03/20

ishicoro

5
うーん、何か普通の内容でした。見た目のかっこよさより本質をまず整理することが必要という点は合意。いろいろと本質に首突っ込んでくれるデザイナーは確かにいいもの作ってる気がしますね。2016/04/04

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