出版社内容情報
日本が世界に誇る最強のプレゼン術、落語。イエール大学→三井物産→立川流という経歴の著者が語る、伝統の技とビジネス、その接点。落語は、面白くて、ためになる!
この本は、落語の面白さについて語ると同時に、落語がいかに「役に立つか」について解説した本です。落語修業を経て私の中に芽生えたのは、「サラリーマン時代に落語を知っていれば、もう少しましな仕事ができたのに……」という思いでした。話し方はプレゼンの参考になりますし、噺の内容から人間関係のコツを学ぶこともできます。しかも予備知識が不要で、三千円も出せば一流の芸がみれて、グローバル社会で必須となる日本文化の知識まで得られる。そして、なんといってもべらぼうに面白い! 手前味噌ですが、こんなにいい趣味って他にないと思いませんか? 落語には、あなたの仕事を進化させるヒントが詰まっています。
立川 志の春[タテカワ シノハル]
著・文・その他
内容説明
落語の面白さについて語ると同時に、落語がいかに「役に立つか」について解説。天職を掴んだ落語家がおくる若手ビジネスマンのための思考と発想を変える落語入門!
目次
1章 イェール、三井物産、立川流(アメリカで感じた自己主張の大切さ;偏差値で大学を決めたくない! ほか)
2章 落語に仕事を学ぶ(最初の修業は「自分をなくす」こと;師匠と徹底的に同化する ほか)
3章 まくらに学ぶ雑談(落語家は「まくら」をやりながらネタを決める;ウケないことも、前座の仕事 ほか)
4章 リズム、間、調子を獲得せよ!(なにはなくとも、「リズム、間、調子」;まずは自分の声を録音してみる ほか)
5章 最強の趣味、落語への誘い(落語を聴きに行ってみよう!;落語家を、好きなところに呼ぶ ほか)
著者等紹介
立川志の春[タテカワシノハル]
落語家。1976年大阪府生まれ、千葉県柏市育ち。渋谷幕張高校を経て、イェール大学へ進学。卒業後は三井物産に入社。鉄鉱石部にて、営業見習いとして勤務する。社会人3年目のある日、立川志の輔の落語を聴き、衝撃を受ける。半年間の逡巡の末退職し、志の輔門下への入門を許される。2011年、二つ目昇進。日本語はもちろん、留学経験を活かした英語落語での公演も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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