出版社内容情報
登場人物はみ?んなねこ! かぶきの三大名作のひとつ「菅原伝授手習鑑」を、「加茂堤」から「寺子屋」までねこづくしで絵本に再現!かぶきの三大名作のひとつ「菅原伝授手習鑑」。
題名にある「菅原」とは、いまや学問の神様と名高い菅原道真のこと。
平安時代の前期、道真は、政敵・藤原時平の陰謀で、筑紫国に流罪となります。
これは、大恩ある道真が流罪となったことで、別々の道を歩むこととなった松王丸、梅王丸、桜丸の三つ子の物語です。
有名ではあるけれど、意外と知られていない物語を、ねこづくしで絵本に再現します。
「加茂堤」から「寺子屋」まで、ねこたちが笑いを、ときになみだをさそう演技で、物語世界にいざないます。
子どもから大人まで、かぶき入門におすすめの1冊です。<フルカラー36ページ>
吉田 愛[ヨシダ アイ]
著・文・その他
瀧 晴巳[タキ ハルミ]
解説
内容説明
大恩ある菅原道真が、筑紫国に流罪となり、数奇な運命をたどることになった梅王丸、松王丸、桜丸。三つ子の忠義、そして親と子の別れをえがいた名作を、ねこたちがあいきょうたっぷりにおとどけします。
著者等紹介
吉田愛[ヨシダアイ]
イラストレーター、グラフィック・デザイナー。ポストカードなどで展開される「かぶきねこづくし」シリーズ、「四季ねこねこ」シリーズを制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
53
哀れ、菅原道真公!!!筑紫国へ流刑、、、敵は藤原時平!!!悪者😡内容は複雑かつドロドロ。登場人物多すぎです😿猫だからかわいくまとまっているのですが。2025/07/18
ひつじ
4
「かぶきがわかるねこづくし絵本」シリーズ。菅原道真と三つ子のお話し。全く知らない話しだったけどハラハラドキドキ楽しめた(*´ω`*)このシリーズもっと読みたい。2018/05/22
senyora
1
先日の初めての歌舞伎鑑賞が、この「菅原伝授手習鑑」。全体を通してのストーリーがよく分かりました。ぜひ「寺子屋」も観てみたい。歌舞伎ってもう少し高尚な世界かと思っていたのは、私の間違いでした。絵がとても楽しめました!2019/04/11