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内容説明
ビックバンで誕生した宇宙にあったのは、水素とヘリウムだけ。この単純な宇宙から、複雑きわまりない人間が生まれたのは、まさに星のおかげである。星は水素を燃やしてヘリウムを、ヘリウムを燃やして炭素を作り、酸素、イオウ、…鉄を作って超新星となり、まとめて他の元素を作った。この星の錬金術の灰の中から生まれたのが私たち人間なのだ。400年ぶりに現れた大マゼラン雲の超新星の観測を通して、宇宙、星、素粒子の誕生と進化にリアルタイムで迫る最新報告。
目次
第1章 超新星1987A現わる!
第2章 星の誕生と進化
第3章 晩年の星たちの運命
第4章 超新星研究の始まり
第5章 タイプI超新星
第6章 変種の超新星
第7章 超新星1987Aのその後
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びっぐすとん
1
図書館本。超新星爆発の産物、「かに星雲」が超新星の仕組みについて教えてくれるという親切な本だが、如何せん内容が難しい。理系に強い中学生なら理解出来るんだろうなぁ。ガチガチ文系の私には??ばかり・・。何万~何億年規模かと思えば1京分の1秒の出来事があったり、宇宙って時間の感覚が変になる。唯一わかったのは超新星爆発を起こす星は寿命が短く、1千万年も持たない星も多いらしい。「かに星雲」の星も3千万年で寿命が尽きた。これじゃあその恒星系の惑星に生命が生まれたとしても人間まで進化出来ないな~。我々地球人はラッキー。2016/10/15
やぶやぶ
0
★2