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内容説明
たとえば、イカの墨は身を隠す煙幕と思っている人は多いが、実は墨はイカのダミーなのだ。いわば“分身の術”によってイカは敵の目をそらし、その隙に水ジェットを噴いてさっさと逃げる。また、体色の七変化でもって恋の思いを相手に伝えるし、そのSEXは華麗。トビウオのように空を飛ぶ仲間さえいる―とまあ、身近なイカには私たちが知らない“超能力”がいっぱい。おまけに、その身は良質のタンパク質を含む健康食品だ。日頃、口にするイカも、知って食べればもっと好きになるし、食卓の話題もニギヤカになる。
目次
第1章 イカと日本人
第2章 イカの設計図
第3章 イカの超能力をさぐる
第4章 イカの愛と性
第5章 イカの暮らし
第6章 イカに未来はあるか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
calaf
7
イカは、卵から孵った時から(小さな)イカなのか...2012/04/03
へへろ~本舗
1
表紙カバーの写真はトビイカが編隊飛行をしているところ。テレビでダイオウイカを見たので本書を読んだが、ダイオウイカの肉はアンモニア臭がすごく食べられないそうだ。イカと一括りにしていたが、3目33科(旧版のこの本においては)に分類され色々と生態が違うことがわかった。しかもイカがイカを食べるし…2013/01/14
Nobuya
0
前にダイビングした時に以下の泳ぐ姿をみて以来、以下は美しいし面白い生き物だと思うようになった。2017/02/18
cipher
0
ちょっとしたイカ図鑑になるほどの情報量です。イカがジェット機動だとはね……。少し古い本なので情報に多少の変化はあるかとは思いますが、神秘に満ちた生物学としてのイカの魅力、確かになるほど納得です。2013/10/14
ケイ
0
面白かった。イカが食べたくなってイカそうめん買って来てしまった。おいしい。2013/06/09