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内容説明
生物学、天文学、国語学、遺伝学などの現代諸科学の中で、統計学はどのような役割を果たし、どのように利用されているのか。その問いに答えて、国立研究所の各所長が、自己の体験をも通して各分野での現状と展望を興味深く解説する。あわせて、統計的な物の見方の本質と手法の一端を具体的な事例を通して明らかにする。話題を呼んだ統計数理研究所でのセミナーを中心に構成した。
目次
私の研究と統計学―フィールドサイエンスの立場から
数理科学と宇宙科学の接点―主としてエックス線天文学を中心として
私の研究と統計学―言語の社会的調査を通して
人類遺伝学の研究と統計学とのかかわり―網膜芽細胞腫の遺伝をめぐって
統計数理研究の特質―その抽象性と具体性