講談社の創作絵本
きんいろのあめ (新装版)

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 21X22cm
  • 商品コード 9784061325562
  • NDC分類 E
  • Cコード C8711

出版社内容情報

秋の野原で、さやかが出会ったふしぎな男の子、コン。ついていくと森の奥に美しい人の家が。さあ、何が起こるのでしょうか? 野原でやまぶどうをつんでいた、さやかは、コンという不思議な男の子に出会います。荷物を持ってほしいというコンにせがまれ、森の奥にはいっていくさやかたち。そこには美しい女の人がすむ家がありました。
 うさぎやりすたちが、女の人の指示で立ち働くなか、さやかもすすきのほで筆をつくることに。コンは女の人に頼まれて、仕事を手伝える人間の子どもを、探してきたのです。たくさんの筆ができると、小鳥たちがやってきて、それらをどこかへ加えて飛んでいきました。台所のなべでは、泉の水から絵の具を作っています。
 家に帰ったさやかでしたが、秋が深まったころ、女の人から黄色い招待状が届き、コンが迎えに来ます。ふたたび女の人の家に行ってみると、森も、女の人のドレスも、金色に輝いていました。そして女の人は、金色の木の葉が雨のように降り注ぐのをさやかに見せてくれたのです。
 女の人は、来年の夏の終わりまで旅に出るといいます。コンはきつねの子、冬の間は冬眠です。また会いましょうね、と言って3人は別れました。

立原 えりか[タチハラ エリカ]
著・文・その他

永田 萠[ナガタ モエ]
著・文・その他

内容説明

秋の野原で、さやかはふしぎな男の子に出会います。男の子のなまえはコン。ついていくと、森の奥に美しい人のすむ家がありました。その女の人は、なぜかいそがしそうです。さあ、何が起こるのでしょうか?秋の森の、あたたかく美しい、ものがたり。

著者等紹介

立原えりか[タチハラエリカ]
東京都に生まれる。1957年に自費出版した『人魚のくつ』で第8回日本児童文学者協会新人賞を、1961年に『でかでか人とちびちび人』で第2回講談社児童文学新人賞を受賞。童話創作の機関誌「ヒースランド」編集長。2013年第52回児童文化功労賞受賞

永田萠[ナガタモエ]
兵庫県に生まれる。1987年、エッセイ画集『花待月に』(偕成社)で、ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞を受賞。国内外で数多くの展覧会を精力的に開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yomineko@ヴィタリにゃん

57
読み友様からのご紹介本です📙「あめ」は「飴」だと思っていました😊森の奥深く、とても美しい女性のお手伝いをしているコンは人間に化けた狐。しっぽ出てるよ~(笑)女性を手伝うさやかちゃん、森の動物たち。その後、さやかちゃんにお手紙が届きました。そして、また森へ行くと、、、金色の森。美しい森。とても素敵です✨✨✨2023/11/24

喪中の雨巫女。

15
《書店》 萌さんの絵が、きれい。狐の子たちと一緒に、こんなことが、できるなんて幸せよね。2013/09/23

円舞曲

13
永田萌さんの絵が綺麗。ファンタジーだわ♪2013/11/21

youxian♬*゜

1
【色本⑪】秋の色本を読みたくて手にしました。ぴったりな作品。よくあるような題材ではあれど色合いや雰囲気、世界観がとても気に入りました。2020/10/31

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