講談社の創作絵本<br> きいのいえで

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講談社の創作絵本
きいのいえで

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  • サイズ A4判/ページ数 28p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784061325463
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

出版社内容情報

きいが家出をするって言い出した。きいと私は、双子の姉妹。「ねぇ、おかしたべてからいったら?」とにかく、ひきとめなくちゃ……。「きい」と「私」は、ふたごの姉妹。ある日、お母さんに叱られたきいが家出をすると言い出した。ぬいぐるみや、お気に入りの物をどんどんリュックサックに詰めていく。どうしよう、本当にいなくなっちゃうの?
「ねえ、おかしたべてからいったら?」、「このえほん、まだよんでなかったね。」きいの家出を止めようと、行動にでる「私」。
 5歳くらいの女の子の、あたたかい家族の日常を描きます。やわらかいタッチと、登場人物たちのこまかな気持ちの変化をとらえた表現で、作品の世界に引き込まれるでしょう。第34回講談社絵本新人賞受賞作。

種村 有希子[タネムラ ユキコ]
著・文・その他

内容説明

こっそりいなくなりたいから、にわからでていくって。どうしよう、ずーっといっしょだったのに。「ねぇ。おかしたべてからいったら?」ふたごの姉妹の、こころ温まるおはなし。第34回講談社絵本新人賞受賞作。

著者等紹介

種村有希子[タネムラユキコ]
1983年、北海道釧路市生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。絵画やインスタレーションなど、さまざまな表現方法で作品を手がける。2011年、第4回グラフィック「1_WALL」ファナリスト入選、2012年、第34回講談社絵本新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tokotoko

51
表紙の女の子達、よく似てると思いませんか?実は双子ちゃんです。左がきいちゃん、右がうたちゃんです。おかあさんに怒られたきいちゃんがいきなり大泣きして・・・何と!家出するらしいです。さぁ、うたちゃんの出番です!家出を無事止められるでしょうか・・・?優しいうたちゃんのつぶやくような言葉でできている1冊。そんなうたちゃんに甘えてるきいちゃん。赤い目も、すねた顔も、可愛いです。ちょっと大人の世界に疲れたなぁって思ったときに読んでみてね。きっと可愛かった子どもの頃を思い出して・・・ちょっぴり時間が止まると思います。2014/09/03

ほたて

21
きりっとりりしい眉のきいと八の字の下がり眉のうたは双子の姉妹。お母さんに怒られて家出しようとするきいをあの手この手で引き留めます。双子なのに性格が違うんだね、双子だから役割分担してるのかな。きょうだいっていいな、ってしみじみ思えるかわいい絵本です。2014/04/30

小夜風

20
【図書館】あはは♪双子って良いなぁって、思っちゃいました♪お母さんに叱られて家出を決意するきいちゃん。どうしよう…内心はきっとドキドキハラハラしながらも、穏やかにさりげなく引き留めるうたちゃん。何も判ってなさそうに見えるけど、グッジョブの幼い弟よっちゃん。みんな可愛い♪2014/08/11

anne@灯れ松明の火

19
読友さんご紹介。遠い方で。やや地味にも見える表紙。でも、ページをめくっていくと、この色数を抑えたシンプルさがとてもいいなと思った。たくさん描きこんだ絵も楽しいけれど、こういうスッキリした絵もいい。双子の姉妹。顔は似ていても、性格は随分違う。お母さんに叱られて家出をする、という「きい」を上手に引き止める「私」。だんだん表情がかわっていくきいとホッとしていく「私」。ほんわか温かい気持ちになれる作品だ。2014/07/30

いろ

17
読メで以前見かけて気になっていた絵本だけど,息子の好みではなさそうだったので,ずっと読まずにいた。今回図書館飾り棚で出会い,母(私)用に衝動借り。6歳男児もちょっぴり気になったらしく,1度だけ読む。母親に怒られて家出を決めた きい を温かく見守る双子の うた の1人称で描かれたお話。心配して引き留めようとはしてるんだけど,その方法がとてもさり気なく優しさに溢れていて感銘を受ける。母(私)も うた みたいでありたいと心から思った。うた の優しい気持ちに寄り添うような,ちょっぴり懐かしさ漂う画風も好きv2014/08/19

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