出版社内容情報
親子で楽しむ、季節と行事のよみきかせ絵本
お正月は、どんなふうに来るのかな?
新しい年を迎えるわくわくする気持ちと、元旦のおごそかな気持ち……。子どもの目で見た「年越し」を描きます。
※よみきかせ 3歳ごろから/ひとりよみ 6歳ごろから
高橋 和枝[タカハシ カズエ]
著・文・その他
内容説明
「もうすぐらいねんがくるよ」ときいて、「らいねん」がとってもきになるくまのこ。おしょうがつをむかえるくまのいっかをえがきます。よみきかせ・3歳ごろから、ひとりよみ・6歳ごろから。
著者等紹介
高橋和枝[タカハシカズエ]
1971年、神奈川県に生まれる。東京学芸大学教育学部美術科を卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いこ
87
くまのこは「らいねん」をしりませんでした。おとうさんとおかあさんに「らいねん」をむかえるために「いえのなかをきれいにする」とか「おかいものにいき、ごちそうをつくる」とおしえられて、「おしょうがつってらいねんのおたんじょうかいみたい」なんておもっています。なかでも、おとうさんに「らいねんはこのまつかざりをめじるしにやってくるんだよ」とおしえられ、「らいねんがまよわないように、まつぼっくりをいえのいろいろなばしょにおきました」は可愛らしかった。小さな子に「新年を迎えるとは」を教えるのにぴったりな一冊。2021/12/31
はる
59
「もうすぐ、らいねんがくるよ。」でも、くまのこは「らいねん」が何なのか分かりません……。年の瀬から大晦日、そして除夜の鐘。幼い頃のわくわくした感じを思い出しました。特に我が家はお寺から近いので、除夜の鐘の場面はよく分かります。高橋和枝さんの絵も可愛い。2023/12/08
anne@灯れ松明の火
30
(再読)「くまのクリスマス」と一緒にヒットしたので、まとめて隣市予約。同じくま一家かと思ったが、絵が違う。何より違うのは、「クリスマス」では、冬眠するのでクリスマス未経験の一家なのに、こちらの一家は、目をぱっちり開けて、年越し準備している(笑) 大掃除や年賀状、松飾り、お節料理、除夜の鐘……。「らいねん」がわからなくて、きになる「くまのこ」が何ともかわいらしい。「おしょうがつって、らいねんの おたんじょうかいみたいだね」素敵な発想に、心ほっこり。2019/12/26
小夜風
29
【図書館】「もうすぐらいねんがくるよ」と聞いて、「らいねん」を誰かお客さまが来るように捉えてるくまちゃんが可愛くて♪子どもの頃、来年になる瞬間凄くドキドキしたことを思い出しました。裏表紙も微笑ましい♪2015/01/28
うー
24
〈絵本〉もうすぐ今年は終わり『らいねん』がくる。らいねんって何?らいねんになったらどうなっちゃうの?。。妙に高揚しちゃう大晦日。くまの子が抱える『らいねん』を迎えるドキドキと不安に共感できる子も多いと思う😊2022/11/20