内容説明
猫のタマと暮らしているかみなりじいさん。いつもはこわいのに、今日はヘンだぞ…。庭の柿の木を中心に、時代とエピソードが巡る、昭和の物語。5歳から。
著者等紹介
みぞぶちまさる[ミゾブチマサル]
1950年大阪生まれ。1988年第10回講談社絵本新人賞佳作受賞(「ぽち」)。イラストレーター、絵本作家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
44
じいちゃんが子供の頃に出会ったかみなりじいさんの思い出話。路地は子供の遊び場で、庭の柿の実をとっても「こらあっ!」で済まされていた時代。おっかないかみなりじいさんだったが、可愛がっていた猫が行方不明になって元気が無くなってしまう。子供たちがみんなで猫の行方を捜したところ…。後日談として、かみなりじいさんの家がマンションに建て替わることに言及される。かみなりじいさんの時代は終わった。これからはモンスターペアレントの時代だ。次は何の時代だろうか。2018/11/24
魚京童!
16
だからなんなん?2016/08/05
本読みじいさん
9
昔なつかしい近所のじいさんがこどもを叱るところがつぼになってました。2012/09/23
ヒラP@ehon.gohon
8
この絵本、近頃のお母さんにとっては試されるようなお話じゃないですか。 だって、今のお母さんって自分の子どもよそのおじいさんに怒られたら、おじいさんに文句を言いに行ったりしませんか。2011/03/07
そうさん
6
7歳。昭和を感じさせる話だった。まだ電柱が木でできているし。 こういった昔ながらの風景はどんどんなくなっているのが寂しい。2021/09/28