講談社の創作絵本
ひろとチロのなつまつり

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  • サイズ A5判/ページ数 32p/高さ 17X22cm
  • 商品コード 9784061324046
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

出版社内容情報

「ひろくん。」死んだはずのチロがそこに。 飼い犬チロの死を受け容れられないひろ。ある日、夏祭りのやぐらの上で太鼓をたたくふたり。やがてチロの姿が薄くなっていき……。ひろは事実を受け容れます。

成田 雅子[ナリタ マサコ]
著・文・その他

内容説明

夏祭りには、まだはやいはずなのに、ひろは、たいこの音を聞きます。音にさそわれて広場にやってきた、ひろ。そこで出会ったのは…。ちょっぴり悲しいけれど、すがすがしい、心にひびく絵本。

著者等紹介

成田雅子[ナリタマサコ]
1963年、東京生まれ。多摩美術大学油画科卒業。講談社絵本新人賞において、1993年「猫の紳士」、1994年「ふしぎなあかいはこ」が佳作に連続入選。1996年『いちょうやしきの三郎猫』(講談社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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masa@レビューお休み中

54
お面をかぶった少年とハッピ姿の犬が仲良く立っている。表紙の絵を見ていると、楽しい夏祭りの物語なのかと思ってしまうんですよね。ところが、絵本を開いてみると主人公のひろがぼんやりと寂しそうな表情で座っているではないですか。いなくなってしまったチロを探しに外にでると、どこかから太鼓の音が聞こえてくるのです。音が聞こえる方に、ひろが向かっていくと…。夏にピッタリの切ない物語ですね。ひろとチロが、一緒に太鼓を叩くシーンは胸が痛くなります。子供たちは、この絵本を読んで何を感じのかなぁ…。2013/07/28

どあら

20
図書館で借りて読了。ペットロスは辛いですね…。(。´Д⊂)2016/08/05

ぼんくら

12
これは少しつらい物語。生き物を飼うときには、別れを覚悟しなくてはいけない。そして悲しみを外に出すことは大事なんだね。しっかり向き合って悲しんだことで、チロは大切な思い出になったのだと思います。2013/08/04

こどもふみちゃん 

6
4・5・6・7・8歳向け。 犬のチロの死を受け入れたくないひろくん。チロは夏祭りの太鼓の音がが大好きでした。そんなある日、どこからか太鼓の音が・・・。するとそこにはチロがいます。一緒に太鼓をたたきました。ひろくんは凄く一生懸命に。しかし気付くとチロの姿はありません。  大好きな犬のことを思って無我夢中で叩く太鼓の音色の表現が大変よかったです。それに、私・・・涙出まくりでした。(T_T) また読みたい絵本。お勧め。 2011/02/24

たっくん?号

5
ひろくんの大切な飼い犬チロが居なくなった。チロを待ち続けるひろくんの気持ちが痛いほどわかる。チロはもう戻ってこない。知っているのに分かっているのに受け入れられない。ひろくんはチロの大好きだった夏祭りで奇跡の再会を果たす。最後に最高の思い出を残していったチロにありがとう。2014/09/19

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