内容説明
わが国では『イタリア・イデオロギー』や『右と左 政治的区別の理由と意味』の邦訳で知られるイタリアを代表する政治哲学者ノルベルト・ボッビオのグラムシにかんする研究論文集の全訳。
目次
第１章 グラムシと弁証法
第２章 グラムシにおける市民社会
再論
第３章 グラムシと政治理論
第４章 イタリア文化におけるグラムシ
補論 新版『獄中ノート』
著者等紹介
小原耕一［オハラコウイチ］
１９４１年、東京生まれ。慶応義塾大学フランス文学科卒業。訳書：レオ・フィゲール『ロシア革命とトロツキズム』（１９７１年、新日本出版社）、マリオ・アリギエロ・マナコルダ著『グラムシにおける教育原理』（共訳、１９９６年、株式会社楽）、パオロ、グロッシ／村上義和編『イタリア近代法史』（共訳、１９９８年、明石書店）など
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