出版社内容情報
いもとようこが描く、新しい童謡の世界! 日本童謡協会新人賞、日本児童文芸新人賞をダブル受賞した期待の童謡詩人西村祐見子の作品を、いもとようこが絵本に! 親子でいっしょに口ずさみたくなります。 幼児から
内容説明
日本児童文芸家協会新人賞・日本童謡協会新人賞をダブル受賞した注目の詩人・西村祐見子と、人気絵本作家・いもとようこの新作。
目次
みどりのプロペラ
おはなのもっきん
き
ほん
はさみ
けしごむ
ゆび
たけのこ
ほたるぶくろ
きぬさやえんどう
ゆらゆらどきどき
なんきょくペンギン
はっぱとぼく
きくのはな
やまのせいざ
あしあと
きりん
著者等紹介
いもとようこ[イモトヨウコ]
兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学油絵科卒。『ねこの絵本』(講談社)、『そばのはなさいたひ』(佼成出版社)で、ボローニャ国際児童書展エルバ賞を2年連続受賞。『いもとようこ うたの絵本(1)』(講談社)で同展グラフィック賞受賞
西村祐見子[ニシムラユミコ]
福岡県生まれ。日本児童教育専門学校絵本科研究科卒。童謡詩人・矢崎節夫に師事し、第1回日本児童文芸家協会創作童謡部門最優秀賞を受賞。2001年、童謡集『せいざのなまえ』(JULA出版局)で、日本児童文芸家協会新人賞・日本童謡協会新人賞をダブル受賞する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tera。
19
優しい17編の詩と柔らかい挿絵が、気持ちの中にそっと入り込んでくるような一冊。 西村さんが自然の生き物や植物だけでなく、文房具にも暖かい目線を注いでいる事が判るので、読んでいるこちらまでがふんわりとした気持ちになれる。表題の「きりん」は親子の挿絵とともに最後に出てきて、キリンの模様について斬新で大人でもこんな感じ方が出来るのか・・と嬉しくなるような詩だった。個人的には「なんきょくペンギン」の詩がお気に入り。〜たりない ものは なんにも ないよ〜 こんな風に思って生きて行けたら、幸せなんじゃないだろうか。2014/05/10
リッツ
14
絵と詩が自然のなかの命をみずみずしくやさしく歌って気持ちが安らぎました。2014/05/20
二条ママ
7
次女5歳7ヶ月。図書館本。本当に素敵な詩、そしてピッタリの絵。きりんが一番好き、自分が。娘は理解してるかな。絵が気に入ってるみたい。娘が表紙を見て、こどもきりんの真似をして、お母さんきりんの胸にくっついていると思ったら、違ったね。2021/12/23
遠い日
6
西村祐美子さんの詩人の目がやさしさも楽しさもひそやかな悲しみも、伝える。ひとつひとつの詩の世界を丁寧に描いたいもとようこさんの絵がすてき。2017/10/10
二条ママ
6
4歳3ヶ月。図書館本。表紙に引かれて借りてきた。が、お話ではなく、詩だよね。娘と一緒に読んだら、娘が疑問を思って、これはうたの本?と聞いた。うーん、うたの本でも言えるよね。優しい詩だけど、娘が理解してない様子。2015/06/26