出版社内容情報
「ありのままの自分」であればいい．どんな時も，どんな人も「水平の視線」を保つことの大切さを説く著者が，不安で息苦しいいまの世の中にあって，どう生きていけばいいのか，具体的にわかりやすく語りかける．自分の頭で考え，感じて，行動することの大切さがじんわり伝わってくる珠玉のエッセイ集．生きる力，明日への希望がムクムクと湧いてくること間違いなし！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yukiko Tokimoto
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鳥取の在日2世の、作家さん。 ネトウヨという単語に縛られていませんか。2014/05/12
藤吉 功
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在日韓国三世の朴慶南さんの著者。関東大震災の後に、『朝鮮人が井戸に毒を入れた』というデマが流され関東一円で六千名を越すともいわれる朝鮮人が殺された。横浜・鶴見の警察署長をしていた大川常吉さんは、三百数名の朝鮮人を保護し、『朝鮮人を渡せ』と押し寄せた日本人の目の前で、一升もの井戸水を飲み、朝鮮人の無罪を立証し、虐殺から保護し、朝鮮人が感謝の記念碑を建立されたそうだ。どうして学校では、こんな素晴らしい話、また誤解から虐殺までした日本人の過ちを授業で教えないのか疑問である。受験勉強よりも大切なことがある?2014/01/14
きりこ
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共感を覚える所の多い素敵なエッセイ集でした。 朴慶南が学生の頃民族名を名乗るようになったことや境遇などが姜尚中と似ていました。 「人の真価が本当に発揮されるのは光のなかでなく影（逆境や苦境）のなかにあるときだ」という言葉が印象に残りました。 エッセイに書かれているのは素晴らしい方ばかりで、朴慶南はとても良い人間関係を築かれているなぁ～と思いました。2011/10/06
