出版社内容情報
大草原のなかで鳴り響く《目ざまし時計》！自然の体内時計をもつアフリカの動物たちが味わう、目ざまし時計の恐怖。人間たちの都会ではあたりまえにきざまれる時計も、大自然のなかでは、迷惑な闖入者？ 幼児から
内容説明
いそがしい都会で、いそがしい人間としか暮らしたことのなかった、目覚まし時計のとけいくんが、大サバンナで、迷子に…。とけいくんは、どんな冒険をサバンナでしちゃうかな。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おはなし会 芽ぶっく
9
小学校４年生の『ブックトークをしてみよう』の単元で、ブックトーク授業に入りました。テーマを10に絞ったことにより、１つはポイントがつかめるようにしました。来週タイミングが合えば、4年生のブックトークを聞きに行きたいと思います。【テーマ 時間】 2020/11/05
しろくま
8
「時計」の本でありながら、「時間」の概念を再考するきっかけになりそうなちょっと大人な感じの絵本。秒単位まで気にしていた忙しい都会の生活とは全く違う、サバンナでの暮らし。皆に平等に流れている時間ですが、どう過ごすかはそれぞれなのでしょうね～～。私自身、仕事をしていたときと育休中の時間の感覚は全く違うことを実感しています。日常と旅時間でも違いますしね(^^)2017/10/26
2時ママ
4
次女 ６歳 独り読み。2016/08/13
遠い日
3
時を知らせるのが仕事の時計が、サバンナに放り出されたことから始まる「時」の観念の考察。広大なサバンナでは、時はあって無きが如し。悠々とした光景のすばらしさに目を開き、その美しさに見とれる時計の思い。ただただ目の前の景色を享受する幸せ。そんな遥かな思いをわたしも、経験してみたいものだ。2014/10/05
きあ
2
【読書感想月間】時計が都会からいきなりサバンナに放り出されてしまった話。サイに振り回されて起こり出したら目覚ましをジリジリならしたところに笑える。サバンナの動物たちにとってはそれはそれはびっくりする出来事だったろうに(笑)最後には時間の概念を忘れてただ雄大なサバンナの日常に溶け込んでいく時計。現代の人にはとても真似できないがとても真似したい事だ。2014/06/15
