出版社内容情報
谷内こうた、久々の創作絵本! 霧の深い冬の朝、少年と少女は公園でハトをつれたひとりのおじさんに出会います。おじさんは手品師。かけ声とともに、つぎつぎとふしぎなことをしてみせます…… 幼児から
内容説明
「それでは、ちょっとわたしのしごとをみせてあげよう。」そういって、おじさんはりょうてをおおきくひろげました。ファン待望、十年ぶりの新作!谷内こうたの絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
153
あっという間におじさんの不思議な世界にひきこまれました。読み終わった後もふわふわと余韻が…。ずっと霧の中庭いるような、静かで穏やかな気持ちになる一冊でした。2020/09/17
ヒラP@ehon.gohon
16
おじさんは何者だったのでしょうか。 不思議で幻想的で夢のような空間を楽しませてくれました。 おじさんがいなくなった後の余韻もあるけれど、もっと長い時間いろんな風景を見せてほしいなどと感じました。 詩情たっぷりの絵本です。2018/08/09
遠い日
10
冒頭の霧のシーンからもう物語の世界に一気に引き込まれる。おじさんは季節を動かす手品師。みごとな技で季節も時間も場所も、変わっていく。鮮やかな変化に、心もアップダウン。2017/10/15
舟江
2
手品師のおじさんと思いきや......。結局、誰だったのか? 不思議な本だった。2021/07/05
もけら
2
やっぱり絵が素敵。 おじさ好きのムスメは題名に惹かれて選んだのだけど、読み終わって一言「おもしろかったね」。2013/04/23