感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たか
44
ある意味、筒井康隆らしさが、最も色濃く出ている作品。エロ・グロ・ナンセンスの激しさについていくのがやっと。E評価2018/11/11
saga
35
【再読】大辞典は著者の博覧強記ぶりを再確認できる仕上り。エロ・グロ・ナンセンスな中に、自序で本当の事も書いてあるとのことだったので、疑心暗鬼で読めるという特典もある。巻末付録の流行作家論は、当時の時代背景を差し引いても、もしかしたら自分も作家になれるのではないかと勘違いしてしまうような内容。参考になることが多い、と思うのだが、作家を目指したことはないので……(^^;2017/04/18
金吾
14
背景を知っている人物や事柄については面白いと思う部分や言いたいことはわかる部分は多いですが、知らない話は何が言いたいのかわからない話がほとんどでした。総括すると自分には筒井康隆風のユーモアのセンスに欠けていることがわかりました。2020/09/09
ゆりあす62
12
読書録。中学の時、男子の間でよく読まれてた本。そんなに面白いのかと、手に取ったのは二十歳越してから。君ら、そん時に教えてくれよ女子にも・・・。二十歳越してからだとツボが違うんだよ。(笑)
ゆきのすけ
6
「へいけものがたり」「ん」の項目に吹き出した。数回読み返してしまうくらいお気に入り。巻末付録がまたすばらしくためになる気がする。作家になろうと思い立ったときにはまた読もう。それにしても投書に答えるコーナーの、阪奈サナトリウムからの投書、面白いなぁ。こういう人が純文学に向いているなんて、本当かなぁ?笑2010/05/18