感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
rico
89
久しぶりの「ごんぎつね」。昔読んだときは自分もそうだったから気付かなかったけど、ごんはまだ子どもなんだね。一人ぼっちでさびしいから、気をひきたくてあれこれやらかす。「ここにいるよ!」って。そんな彼が兵十の孤独に気づく。「おれと同じひとりぼっち」。つぐないたくて何とかしたくて、でも行きちがってしまって。本当なら心を通わすことができたはずの一人と一匹。大人目線で読むと、ごんのやんちゃぶりが愛おしく、この結末はいっそう切ない。この世界には確かに、どうしようもないことってあるのだけれど。2022/04/10
あぶらや
15
小学生の時に教科書にものっていたので何度も読んでいる話。 ラストで兵十がごんを鉄砲で打って、初めて色んな食べ物を運んでくれたのがごんだとわかるシーンは悲しくも感動的に記憶している。しかし原作を読むと淡々と書かれている。 子供の頃に受ける印象とはこう言うものなのだろうか。 14の話がのっているが、めでたしめでたしは無い。2017/05/22
読み人知らず
7
おもしろかった。読んだ後味が良くない話しもあったけど、解説の「南吉は悪は決して許さない」に納得。ランプを割る話しが好き。仕事を仕舞ういいやり方でした。2011/10/12
つんどく
3
「ごんぎつね」「手袋を買いに」くらいしか読んだ事なくて、他の作品も読んでみようかななんて、気軽に買ってなんとなく読み始めたが・・・最初の風景描写で心を撃ち抜かれ、子どもの感情の揺れ動き方の描き方の上手さに言葉を失い、読み終わった時には完全にトリコ状態。ああ、胸が痛い。素晴らしい。今はまだ読み終わったばかりで、「鳥山鳥右ェ門」をひきずっている。ああ、読んでよかった。2016/04/07
逸巳
2
やっぱり童話はいい。寓話的なお話も入っています。ぜひ子供たちに薦めたい。でも、やっぱり大人になって読む童話素晴らしさよ。2016/08/04




