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ワタクシの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にゃーごろ
4
奇数ページ左上にパラパラマンガ、猛犬隊による忠臣蔵の芝居、相撲の四十八手など遊び心たっぷりで勉強にもなりました。軍曹になるまでを読んで犬以外には容赦ないんだなぁと思っていたので、命の尊さを伝える『象狩』は印象に残る終わり方でした。ブル連隊長は偉い良い犬だなァ。 2014/06/20
印度 洋一郎
3
「忠臣蔵」「相撲」等、戦前昭和の子供達の好物と思われる題材もチラホラ。軍曹に昇進したのらくろが部下を指導する立場になるが、力み過ぎて空回りばかり。大きくて力持ちなブル二等兵も登場する。のらくろが酒保(軍内の売店)係になる話は、兵士達の日常が垣間見える。この巻では、足を怪我したのらくろを背中に乗せてあげるブル連隊長の人格者ぶりも印象深い。そして、演習替りに行った象狩りで、象達から命の尊さを諭される「象狩」は現代にも通じるヒューマニズムあふれるエピソード。2016/08/10
こっこ
2
相撲好きとしては可愛いのらくろ決まり手が良い。 部下のデカ二等兵が登場し、ブルドック連隊長へも 意見できるようになって立派になったなあ…と 思いきや、そこはのらくろ。 販売員を任されたのに、商品をたらふく食って 売り切れを招いてしまう失態。2018/11/22
とんぼ
1
図書館 パラパラマンガもついて全体的に平和な一冊。これまで以上にキャラクターを楽しめる巻だった。最後の象の話はこれまでのものからして意外なラストだった。無意味な侵略、娯楽として命を奪おうとする愚かさ。現代倫理から完全NGな話や描写も確かにあるけれど、広く読まれてほしいと思うものものらくろにはたくさんある。 2022/06/24
ゆきのすけ
1
デカ二等兵の登場話しが面白い。先輩なのに、のらくろいいとこ見せられず。笑 ブル連隊長との遠乗りもほのぼのとしてて好き。2011/05/09