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出版社内容情報
【内容紹介】
それは、ほんとうにあるのだろうか!?
タキオンは速い。そもそも生まれた時から光より速く、エネルギーを失えば失うほどますます速くなり、エネルギー・ゼロで無限大の速度に達する。宇宙の涯に瞬時にとどき、ブラックホールから出てくることさえ可能かもしれないのだ。いったい、こんな粒子をどうやって探せばよいのか?タキオンの探索――現代の物理学に残されたこの夢と冒険に満ちたロマンを語ろう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やぶやぶ
1
★3
Nobuya
1
古い本ではあるが、現在でも存在が証明されていないタキオンに魅力を感じた。将来、この辺りの内容が一新し、物理学に革命が起こる日がくる可能性があると思うと、感慨深い。2013/09/22
naoto
0
確かに、光速が最高スピードである理由はわからない。でも、理論上でも存在が否定されているものを探すとは…科学者はドン・キホーテなんだな。もし発見されれば物理学が全てひっくり返るわけだが、もしあるとすれば、「タキオン世界物理学」がある程度できててよくないか?「虚数の質量」を、誰かわかるように教えてくれ。2014/09/27