出版社内容情報
【内容紹介】
遊ぶ金ほしさにブラック・ジャックの家へ押し入ったコソ泥の源さんは、ひょんなことからピノコを誘拐するハメに……。手塚漫画でおなじみのキャラクターたちがくりひろげる涙と笑いのヒューマン・コミックス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lovemys
8
子どもの頃に1番怖かった人面瘡。やっぱり怖かったけど、最後まで読むと怖いというか、あぁ、そうだったんだ! となった。怖いところしか覚えていなかったので、ちょっとビックリした。息子氏は、『ピノコ還る』をみて、「せっかく珍しくブラックジャックが機嫌良かったのに、ピノコ最悪!」と言っていましたが、私は何だかほっこりした。子どもの頃に読むのと、大人になってから読むのとでは随分捉え方が違うんだなぁ〜と、改めてこのシリーズの奥行きの深さを感じた巻でした。しかし、確かに機嫌の良いブラックジャックは可愛かったなw2021/10/02
むきめい(規制)
6
人面瘡が個人的に好きです。2016/08/05
山島 小吉
4
人面瘡のはとても記憶にのこる2013/10/07
ラムネ
3
松本清張の小説を読んでいて、ああ清張いいなあと思うのは、僕は女性の描写なのだ。女性から見てリアリティがあるかどうかわからないが、(それはすべての男性作家が描く女性に言える)悪女であったり、煽情的だったり、健気であったり、とにかく”そそる”のである。女性が魅力的であるということは当然、そうした女性追っかける、あるいは時に殺してしまう、男もまた魅力的に映る。要するに人間の姿が魅力的だということだ。ブラックジャックも同じことが言える。とにかく女性がいい。端的に言えば、ピノコがたまらなくいい。そんな巻。2016/06/01
nao
3
「人面瘡」が特に良かった。2013/10/10
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