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出版社内容情報
櫻川康平と警察官僚の緋崎真澄は、高校の同級生ながら“義理の父子”であり、康平にとって真澄は“初めての男”でもあった…。
科学者・櫻川康平と警察官僚の緋崎真澄は、高校の同級生ながら“義理の父子”という特異な関係にある。そして康平にとって真澄は“初めての男”でもあった。康平が真澄の母に精神的な愛を捧げるのを嘲笑うように、真澄は加虐的かつ歪な愛で康平を翻弄する。
内容説明
科学者・櫻川康平と警察官僚の緋崎真澄は、高校時代の同級生だが“義理の父子”という特異な関係にある。そして康平にとって真澄は“初めての男”でもあった。ある春の盛り、康平は三年ぶりにアメリカから帰国するが、康平の妻で真澄の母の暢子は住居を引き払い姿を消していた。康平は彼女の手掛かりを真澄に求めるが、真澄はそれを嘲笑うように加虐的かつ歪な愛で康平を翻弄する。真澄が巡らせる凌辱の罠と深い愛執。そこから康平が見出す答えとは―。
著者等紹介
水戸泉[ミトイズミ]
神奈川県出身。12月14日生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinoko
4
2.5 重い設定なのに、薄っぺらい感じ。登場人物がみんな何考えてるのかわからん。表紙のタバコがヨダレに見えたのは私だけ?2015/05/23
de sang-froid
4
BL。科学者・康平(左・33歳)は三年振りに帰国してみると年上の妻・暢子と連絡が取れない。康平は警察官で義理の息子・真澄(右)に躰を差し出しながら彼女の行方を求める。康平・真澄・暢子其々の気持ちがぼんやりとしか分からず結局何がしたかったの~。攻も鬼畜のようで気が弱かったり、H以外の部分の描写も少し丁寧に書いて欲しい。2013/01/08
ちるる
3
いや〜ほぼエロでした。そこはがっつり満足。義理の親子で義父が受、というのはよくありますが、ふたりが元同級生ってのが面白かった。受が非常に自意識が強いというか…卑屈さと自己愛でいっぱいで言い訳だらけなのが読んでてアップアップでしたがしっかり内面が書き込まれてると思える一方で攻は何考えてんだかよくわからん^^;気の毒な立場ではあるが。しかしせっかくの高スペックが全くいかされてない人達でした。そこは残念かな〜。2011/08/07
晴久
2
大抵のことは地雷ではないのです。何でも来いです。でも浮気は微妙に地雷だった…。BLはやはり精神的なつながりが大事だと思うので、浮気、無理。いまだ自分の中に、そんな部分があることを発見して逆に驚いた。そんな一冊。でもラブシーンの筆のノリ具合とか、攻めの駄目な歪みっぷりには、にやにやしました。歪んでいる二人は嫌いじゃないのですが、そこに当て馬が参加しちゃって、まぁそこまではいいけど、当て馬と攻めの長年にわたる浮気はやっぱり無理。あくまで二人の閉じられた世界で墜ちていってほしかった。2014/08/18
新人@さぁーこ
2
うーん。ヤンデレなのはよくわかりました。義父設定も萌えましたが、なんとなく消化不良なのはなぜだろう・・・。当て馬の存在意義もはっきりしなかったし、暢子の存在もいまひとつ謎なままだったからか。エチシーンは相変わらず濃くて、水戸さんはエチシーン描くの好きなんだろうなぁ・・・とつくづく思った作品でした。2012/06/09
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