内容説明
奇計、謀略、主殺し、騙し討ち…生き馬の目を抜く戦国時代に頭角を現した「梟雄」と呼ばれた武将たちの生き様とは?戦国の世を作り上げた九人の武将…北条早雲、斎藤道三、織田信秀、毛利元就、松永久秀、武田信虎、宇喜多直家、尼子経久、長尾為景らの辣腕ぶりを描く。
目次
北条早雲―策謀を尽くし相模を制した怪入道
斎藤道三―美貌と知略で美濃一国を盗んだ「蝮」
織田信秀―大うつけ信長を育んだ希代の猛将
毛利元就―厳島の神域を血で染めた中国の雄
松永久秀―信長に「物騒な男」と言わしめた姦将
武田信虎―激烈な独裁と謀略で甲斐を支配した虎将
宇喜多直家―騙し討ち・毒殺も辞さぬ危険な謀略家
尼子経久―奇襲奇策で一族を復興させた出雲の梟雄
長尾為景―主殺しを重ねて越後を切り取った奸雄
著者等紹介
永岡慶之助[ナガオカケイノスケ]
1922年、福島県会津に生まれる。東洋大学文学部卒業。雑誌編集者を経て作家生活に入る。『斗南藩子弟記』で第45回、『紅葉山』で第60回直木賞候補となる。日本文芸家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。