学研M文庫
ミッドウェー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 491p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059012214
  • NDC分類 391.27
  • Cコード C0121

内容説明

主力空母4隻喪失―開戦以来の日本海軍の優勢を一挙に覆し、太平洋戦争の帰趨に決定的な影響を与えたミッドウェー海戦。本書は、真珠湾攻撃時、攻撃隊総指揮官を務めた淵田美津雄と、航空参謀として活躍した奥宮正武という、当時の日本海軍の内情を知りつくした戦闘当事者2名の視点から、この運命の海戦のすべてを臨場感豊かに描く。太平洋戦争を知る上で欠くことのできない歴史的名著、装いも新たに復活。

目次

第1部 出撃(広島湾をあとに;南雲部隊;進撃)
第2部 本作戦決定の経過(作戦を支配した「油」;MI作戦の決定;戦機動く)
第3部 海戦(風雲急を告ぐ;南雲部隊の戦闘;山本長官の作戦;粟田部隊の最上が三隅に衝突;四空母の最期;悲劇の人、南雲忠一中将;伊号第一六八潜水艦、ヨークタウンにとどめ;海戦の終止符)
結び(敗因の分析;本海戦の意義)

著者等紹介

淵田美津雄[フチダミツオ]
1902(明治35)年奈良県生まれ。元海軍大佐。海軍兵学校52期卒業。1941(昭和16)年に空母「赤城」飛行隊長に就任し、真珠湾攻撃において空襲部隊総指揮官を務める。戦後はイエス・キリスト信仰に回心、伝道者として活動した。1976年死去

奥宮正武[オクミヤマサタケ]
1909(明治42)年高知県生まれ。元海軍中佐。海軍兵学校58期卒業。戦中は航空参謀としてアリューシャン・ミッドウェー作戦、南太平洋海戦などに参加する。戦後は航空自衛隊学校長、部隊長などを歴任。退官後はPHP研究所顧問を務めた。2007(平成19)年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

alien_ftball

1
この海戦から得られる教訓とは何か。 太平洋戦争の分岐点となった戦いの細部を知れます。2020/09/02

J_L_B_459

0
後付けとの批判もあるが、敗戦の原因が濃縮されたような海戦を臨場感を持って記述されている。”合理性を欠くために、希望と現実を混同して、慢然とことに臨み、敗れてのち、初めて名論卓説を述べる”傾向は今にも通じるのではないか。2009/06/18

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