学研M文庫<br> 戦国武将からの手紙―乱世に生きた男たちの素顔

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学研M文庫
戦国武将からの手紙―乱世に生きた男たちの素顔

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  • サイズ 文庫判/ページ数 300p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059012207
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0121

内容説明

戦国時代、人と人を結ぶ主な通信手段は手紙であった。公文書として残された手紙のほかに、家臣への戒めや、家族への深い愛情が込められた書信が、いまも多く残されている。手紙からは、現代人が想像する戦国武将とはかけ離れた、人間くさい一面が垣間見られ、そしてまた、大事件の裏側を推測することができる。武田信玄、織田信長、豊臣秀吉、伊達政宗ら、乱世を駆け抜けた男たちの素顔に迫り、戦国時代の意外な真実を読み解く。

目次

武田信玄―修羅と野望の果て
上杉謙信―戦いを嫌った「軍神」
毛利元就・隆元―説教癖が家運を落とす
織田信長―戦国覇王は気配り上手
武田勝頼―信玄の軛から逃れられず
上杉景勝―義父の衣鉢を継ぐ
細川幽斎―「史実」を捏造した教養人
森長可・忠政―戦国武将の哀しみ
島津義久・義弘―抗戦と妻への恋文
豊臣秀吉―おとぼけに隠された冷徹な素顔
前田利家・利長―織田部将の誇りと現実
加藤清正―「鬼上官」の素顔
徳川家康―手紙の使い方も狸爺
徳川秀忠―土人形の正体
黒田如水・長政―賭博師の過剰な自負心
真田昌幸―小大名の処世術
真田信幸・幸村(信繁)―家と名を残した兄弟
伊達政宗―遅れてきた英雄は手紙魔

著者等紹介

吉本健二[ヨシモトケンジ]
1967年、和歌山県に生まれる。東京大学文学部倫理学科卒業後、同大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。評論活動を経て、戦国時代を中心とした小説を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

19
有名な手紙が多かったですが、原文があれば 良かったと思います。信長の高天神城への対応の話は知りませんでしたので面白かったです。2021/11/01

にゃんぶ

2
作者が持っている各武将のイメージをこれでもかと押し付けてきて辛い。紹介される書状は書き下し文などもなく、作者の色眼鏡込みの超意訳に感じ残念。2014/05/21

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