内容説明
西暦645年6月、飛鳥板蓋宮は血塗られた。暗殺された蘇我入鹿は、天皇家の外戚となって権勢を極めた蘇我氏の首領。刺客は藤原氏の始祖・中臣鎌足と、天皇家の若き御世継ぎ・中大兄皇子。この乙巳の変で「大化改新」の幕は開けられた。しかし、本当に入鹿は極悪人だったのか?謎めく鎌足の意想外な正体?さらに天皇家の内部抗争の実態と結末!?皇位継承と体制改革をめぐる古代史最大の政変劇の裏に隠された真相を、独自の視点で解き明かす。
目次
第1章 「蘇我の都」飛鳥の謎(なぜ日本人は「飛鳥」に郷愁を感じるのか;飛鳥は都にふさわしい地ではなかった? ほか)
第2章 蘇我入鹿の正義(解明されてきたヤマト建国の経緯;中央集権国家の嚆矢は五世紀の雄略天皇 ほか)
第3章 中臣鎌足の正体(中臣鎌足の出自がよくわからない不思議;中臣氏と蘇我氏の祖の「記紀」での扱い ほか)
第4章 入鹿と鎌足―逆転の図式(聖徳太子一族と蘇我氏の本当の関係;聖徳太子は守旧派・蘇我馬子に干された? ほか)
著者等紹介
関裕二[セキユウジ]
1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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