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学研M文庫
完全分析 独ソ戦史―死闘1416日の全貌

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  • サイズ 文庫判/ページ数 382p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059011958
  • NDC分類 234.074
  • Cコード C0122

内容説明

1941年6月22日、ヒトラーは突如としてソ連領内への侵攻作戦「バルバロッサ」を開始した。以後、独ソ両国は寸土を血と鋼鉄で贖い、ドイツ降伏のその日まで1416日にわたる死闘を繰り広げた。本書は、戦史研究の第一人者、山崎雅弘が数多くの資料を精査、分析し、冷戦後発表の新事実を含め、独ソ戦を新たな視点から見直した戦史ファン必読の書である。

目次

第1章 独ソ両軍の戦争準備(一九三九年八月~一九四一年五月)
第2章 ドイツ軍の電撃的侵攻(一九四一年六月~一九四一年十一月)
第3章 ソ連赤軍の冬季大反攻(一九四一年十二月~一九四二年五月)
第4章 バクー油田とウォルガ川への道(一九四二年六月~一九四二年十二月)
第5章 戦略的主導権の争奪戦(一九四三年一月~一九四三年三月)
第6章 東部戦線の「終わりの始まり」(一九四三年四月~一九四四年五月)
第7章 ベルリンに翻る赤旗(一九四四年六月~一九四五年五月)

著者等紹介

山崎雅弘[ヤマザキマサヒロ]
1967年、大阪府生まれ。雑誌編集、ゲーム開発、測量、地図製作業務などを経て、2000年に独立。現在は雑誌『歴史群像』に現代紛争史の研究記事を執筆しているほか、グラフィック・デザインや地図製作の分野でも活躍中。また、歴史を題材としたボード・シミュレーション・ゲームのデザイナーとしても知られ、日米のゲーム出版社から計21作のゲームを発表。米国人ディーン・N・エスイグとの共作『Stalingrad Pocket』は、1992年度のCharles S.Roberts賞(第二次大戦ゲーム部門最優秀ゲーム賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フェイ

4
独ソ戦について知識がなかったので入門として読んでみた。 内容としては独ソ戦前夜からベルリン陥落までが流れるように書かれている。 独ソ戦について、本書を読むまではドイツも日本と同様に侵攻序盤は連戦連勝していたものの、スターリングラードを境に負け続けるというイメージがあったのだが、後半もハリコフ攻防戦のように、ソ連に対して一方的に負け続けたわけではなく、かなりやったりやられたりを繰り返したことが一番の驚きだった。ソ連もしぶといが、ドイツもしぶとい印象だ。参考文献も書かれているため、入門書にはピッタリだろう。2015/06/05

おおぬき

3
全体の流れを把握するにはもってこいの作品。ヒトラーがクルスク戦に固執した理由について、著者自身の考察などもあるので、ただの概説書とも異なっているのでとても満足できた。とはいえ、予備知識が全くないとつらいかも。あとがきに注記があり、自説展開の理由などが示されていて、とても丁寧だった。また、参考文献などもきちんと付されていたので、この本を切っ掛けに更に知識をつけることが出来ると感じた。2014/02/23

MISTA

2
ヒトラーとスターリンの考え方 ドイツとソ連の戦術思想 独ソ戦の流れが良く理解出来た。 それにしてもソ連は恐ろしい国、粛清、物量、犠牲者、冬将軍etc2013/03/08

ジュンジュン

1
開戦前の蜜月時代からベルリンが蹂躙される最終局面まで描かれ、戦局の推移(ドイツの攻勢、膠着、敗退)が整理されていて分かりやすかった。ソ連の無尽蔵な体力をみせつけられると、たとえドイツが最適な選択をし続けても最終的な勝敗は動かないなと思った読後感。2015/11/20

ビタミン

0
★★★★☆2014/10/24

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