内容説明
1941年6月22日、ヒトラーは突如としてソ連領内への侵攻作戦「バルバロッサ」を開始した。以後、独ソ両国は寸土を血と鋼鉄で贖い、ドイツ降伏のその日まで1416日にわたる死闘を繰り広げた。本書は、戦史研究の第一人者、山崎雅弘が数多くの資料を精査、分析し、冷戦後発表の新事実を含め、独ソ戦を新たな視点から見直した戦史ファン必読の書である。
目次
第1章 独ソ両軍の戦争準備(一九三九年八月~一九四一年五月)
第2章 ドイツ軍の電撃的侵攻(一九四一年六月~一九四一年十一月)
第3章 ソ連赤軍の冬季大反攻(一九四一年十二月~一九四二年五月)
第4章 バクー油田とウォルガ川への道(一九四二年六月~一九四二年十二月)
第5章 戦略的主導権の争奪戦(一九四三年一月~一九四三年三月)
第6章 東部戦線の「終わりの始まり」(一九四三年四月~一九四四年五月)
第7章 ベルリンに翻る赤旗(一九四四年六月~一九四五年五月)
著者等紹介
山崎雅弘[ヤマザキマサヒロ]
1967年、大阪府生まれ。雑誌編集、ゲーム開発、測量、地図製作業務などを経て、2000年に独立。現在は雑誌『歴史群像』に現代紛争史の研究記事を執筆しているほか、グラフィック・デザインや地図製作の分野でも活躍中。また、歴史を題材としたボード・シミュレーション・ゲームのデザイナーとしても知られ、日米のゲーム出版社から計21作のゲームを発表。米国人ディーン・N・エスイグとの共作『Stalingrad Pocket』は、1992年度のCharles S.Roberts賞(第二次大戦ゲーム部門最優秀ゲーム賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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