内容説明
勝つ者もいればまた敗れ去る者もいる。混乱の戦国時代、「天下人」に降ることを潔しとせず、あくで己の道を貫いた猛者たちがいた。信長に挑み、秀吉に抗い、家康に屈することなく突き進んだ彼らは、しかし敗れてなお、乱世に一瞬の光跡を残して去っていった。戦国乱世に咲いたあだ花ともいうべき彼ら驍将・知将・女傑たちの生き様を鮮やかに描く。
目次
第1章 知勇兼備
第2章 無冠の大器
第3章 反骨の漢
第4章 名家の異端者
第5章 高潔の士
第6章 機略縦横
第7章 武門の意地
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさー
1
中古に安く“落ちて”いると定期的に買っている、戦国武将について綴っている作品。どうしても似通った(知名度のある)武将のラインナップになりますが、書く人によって評価が違うのが面白く、戦における「女性の活躍」について書いている人もいて良かったです。2022/12/13
ゆうへい
1
戦国武将の入門編といったような感じです。戦国武将好きにはやや物足りなさを感じるでしょう。全体的にも詰め込みすぎかなと思います。点数をつけるとしたら50点ぐらいでしょう。
わらじ
1
62人のエピソードが数ページずつに書かれていて、これだけで読むと知識の詰め込みみたいな感じでちょっと大変でした。でも戦国時代小説で主役級にはなってなくても、わりとよく名前が出てくる人たちばかりだったので、「この人どんな人だっけ?」と思ったときに調べたりするのに使いたいです。2009/04/06
千里
1
名前だけしか知らなかった武将をざっと眺めるにはいい作品。ちょっと教科書的なところもあるけど、学研Mだししょうがないよね。2008/12/29