出版社内容情報
日本史上最大の謎、邪馬台国。古墳や遺跡から新たな発見があるたびに大いなる論争を巻き起こした。女王卑弥呼が統治したこの国はいったいどこに存在したのか。大和か九州か、それとも……。現在に至るも解決をみていない邪馬台国にまつわる論争の数々!!
内容説明
日本史上最大の謎とされる邪馬台国。古墳や遺跡から新たな発見がなされるたびに大いなる論争を巻き起こしてきた。鬼道を事とする女王卑弥呼が統治したこの国はいったいどこに存在したのか。大和か九州か、それともまったく別のところか…。現在に至るも解決をみていない邪馬台国にまつわる論争の数々を古墳や遺跡からの出土物の謎を含めてわかりやすく解説する。
目次
第1章 邪馬台国はどんな国だったか(なぜ卑弥呼が女王になったのか;邪馬台国以前の倭国はどうなっていたか ほか)
第2章 邪馬台国をめぐる国々の謎(『魏志倭人伝』はだれが書いたのか;東アジアの状況はどうだったのか ほか)
第3章 邪馬台国はどこにあったのか(邪馬台国へ行きつけるのか;「里程」はどう読めばよいのか ほか)
第4章 邪馬台国論争の謎(最初の大和説はいつ登場したのか;新井白石と本居宣長の論争とはなにか ほか)
第5章 その後の邪馬台国の謎(卑弥呼の死因はなんだったのか;卑弥呼の死後、なぜ壱与が登場したのか ほか)
著者等紹介
中江克己[ナカエカツミ]
1935年、函館に生まれる。思潮社、河出書房などの編集者を経て、現在はノンフィクション作家として幅広い執筆活動を続けている
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