学研M文庫
神の発見

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  • サイズ 文庫判/ページ数 297p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059008569
  • NDC分類 190.4
  • Cコード C0195

出版社内容情報

日本人として、キリスト教をいかにとらえるべきか。仏教を深く知る作家と開かれた信仰を持つカトリック司教との異色の対話集!

仏教の信仰をベースとする日本人にとって、キリスト教をどのように考えるべきか。仏教を深く知る作家と開かれた信仰を持つカトリック司教との対話は、日本人の信仰のあり方を探り、宗教の本質に迫ってゆく。五木寛之「発見シリーズ」好評第五弾!

内容説明

キリスト教、仏教の双方に衝撃!ここまで語っていいのか!?信仰と救いを問う白熱の論争。仏教の信仰をベースとする日本人にとって、キリスト教をどのように考えるべきか。仏教を深く知る作家と開かれた信仰を持つカトリック司教との対話は、日本人の信仰のあり方を探り、宗教の本質に迫ってゆく。いま迷いつつ生きる現代人へ贈る、五木寛之「発見シリーズ」好評第五弾!

目次

第1章 キリストは神の子か
第2章 神はどこにいるのか
第3章 神は人を裁くのか救うのか
第4章 キリスト教の愛、仏教の愛
第5章 キリスト教も仏教も「悪人正機」
第6章 一つの神か複数の神か
第7章 なぜ祈るのか
第8章 女性信者の力
第9章 日本人はキリストに愛されているか

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年、福岡県生まれ。戦後ピョンヤンより引き揚げる。早稲田大学ロシア文学科中退。1966年『さらばモスクワ愚連隊』でデビュー。67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞受賞

森一弘[モリカズヒロ]
1938年、神奈川県生まれ。85年、司教に叙階。現在、財団法人・真生会館理事長として、講演活動、執筆活動、黙想指導等に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

25
キリスト教(ここではカトリック)と仏教(ここでは浄土真宗)を、対決などではなく、お互いを尊重しながら、その中身を論じながら深めていく。「神の発見」とタイトルはつけられているが、さらに踏み込んで宗教とは何か、というレベルからの語り起こしである。「本当の宗教家とは、自分が偽善者の立場に立つことを、深い反省とともにあえて行う人なのではあるまいか」との言葉は、実に深い。民衆レベルの素朴な思いは、一見宗教的に変であっても、決して軽視したり無視すべきではないという考えも、また奥が深いと思った。「宗教の発見」なのかも。2015/07/29

mmm

2
ちと難しかった・・・ 宗教観を持ってから読むべき本。2013/12/04

マサトク

1
解説の阿部先生からいただいたもの。真宗信者である五木寛之と、カソリックの森司教との対談本。読みやすい。対談だけに奥の奥まで突っ込んだ話にはならないけれど、それなりに知るべきことが多くあったのは良かった。他の「発見」シリーズも読んでみたい。2015/10/13

あべちゃん

1
五木さんの「発見シリーズ」第五作。カトリックの神父さんとの対談で非常に面白いお話をされていました。読んでいて気づいたのはキリスト教と浄土真宗は似ているなということです。よく言われていることではありますが、改めて実感しました。仏(神)様が全て受けて入れて下さる、そんな世界があることを感じながら生きるのとそうでないのとではきっと大きな違いがあるのでしょうね。2014/01/31

こうちゃん

0
途中断念。

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