出版社内容情報
酔いどれ同心と陰口を叩かれる定町廻り・刈葉三九郎は、桜見物で賑わう飛鳥山で娘を楯にして暴れる、島抜けの咎人を捕らえた。
酒を愛し、酔いどれ同心と陰口を叩かれる南町の定町廻り・刈葉三九郎。非番の昼下がり、桜見物で賑わう飛鳥山で扇屋の娘・お藤を楯にして暴れる、島抜けの咎人を捕らえた。その三日後、お藤が誘拐され探索に乗り出した三九郎に、父親が意外な告白をする…。
内容説明
酒をこよなく愛し、酔いどれ同心と陰口を叩かれる南町の定町廻り同心刈葉三九郎。非番の昼下がり、桜見物で賑わう飛鳥山で扇店和泉屋の娘・お藤を楯にして暴れる、島抜けの咎人を捕らえた。その三日後、お藤が誘拐され探索に乗り出した三九郎に、父親が意外な告白をした。娘は捨て子だったというのだ。そんな折り、和泉屋に強盗が入り、お藤の産着が盗まれる。それは、お藤が捨てられた十六年前にあった押し込みの一件が深く絡んでいたのだった…。
著者等紹介
芦川淳一[アシカワジュンイチ]
1953年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。出版社勤務を経て、ミステリーやジュニア小説を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




