学研M文庫
返り咲き三左―御花畑役秘帖

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  • サイズ 文庫判/ページ数 307p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059008200
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

隠居した御花畑役に、再出仕の命が下る! 幕府の権力闘争と国替えの謀略に、一徹な忠義者と門限破りの若君が挑む!

隠居して三年の笛木藩元御花畑役・峠三左衛門に、再出仕の命が下る。江戸藩邸の庭の管理の欠員補充と聞くが、実は御花畑役のもう一つの任務、隠密御用だと睨んでいた。念願の再出仕に心躍らせる三左。だが三左を江戸に呼んだのは、思いもよらぬ人物だった。

内容説明

東海の小藩笛木の元御花畑役・峠三左衛門に江戸再出仕の命が下る。藩邸の欠員補充だというが、三左は隠密御用だと睨んでいた。幕命で伐り出した御用木材の突然の出荷停止は、側用人・間部詮房の仕業との噂があったからだ。だが、江戸で三左を迎えたのは意外な人物で、若君・城太郎の悪い噂も聞かされる。そんな折、葵の御紋に不敬ありと老中より笛木に叱責が下った。周到に仕掛けられた罠の匂いを嗅ぎ取る三左の前に、幕閣の深謀が浮かび上がる。

著者等紹介

山田剛[ヤマダタケシ]
1951年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、在阪民放局に勤務。「刺客―用心棒日和」で第十七回歴史群像大賞佳作を受賞し、改題した「大江戸旅の用心捧雪見の刺客」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あかんべ

7
退職してみたものの、なんだか日々が楽しくない。そんな三左が欠員が出たのでお役にもどれる。武家のシステムでいえば死んだ前役の嫡男が、お役を引き継ぐはず。そんな疑問もあったが、まだまだ現役にまけずとはりきる三左の活躍であるが、友の庄兵衛をもっとからませせて話がすすめばもっと良かったのに。2014/10/21

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