出版社内容情報
2013年公開の映画「風立ちぬ」の主人公にして、零戦の設計主務者・堀越二郎が自ら著した稀代の名戦闘機「零戦」のすべて。
2013年公開の映画「風立ちぬ」の主人公にして、零戦の設計主務者である堀越二郎と、元大本営海軍参謀奥宮正武は戦後間もない時期、零戦の開発と運用のすべてを一冊の本に記録しようとした…。貴重な証言と資料満載の、航空・戦記ファン必携の古典的名著!
内容説明
わが国の航空技術の粋を結集して開発された傑作戦闘機「零戦」。この名機の設計主務者である堀越二郎氏と元大本営海軍参謀奥宮正武氏は、戦後間もない時期、膨大な資料と実体験に基づいて零戦のすべてを記録することを試みた。九六艦戦、零戦へと至る堀越氏の技術的挑戦とは?また、日本海軍航空の栄枯盛衰の陰にあったものとは?貴重この上ない証言と資料・写真を満載した古典的名著。
目次
第1部 零戦が生まれるまで
第2部 零戦の誕生
第3部 大空の覇者
第4部 名機にも強敵続出
第5部 零戦以後の海軍機
第6部 結び
著者等紹介
堀越二郎[ホリコシジロウ]
1903(明治36)年群馬県生まれ。工学博士。東京帝国大学工学部航空学科卒業後、三菱内燃機関(現三菱重工業)に入社、零式艦上戦闘機などの設計主務者として活躍。戦後は三菱重工業参事、参与を経たのち退職、東京大学、防衛大学校などで教鞭をとった。1982(昭和57)年没
奥宮正武[オクミヤマサタケ]
1909(明治42)年高知県生まれ。元海軍中佐。海兵58期。横須賀航空隊分隊長などを経て、太平洋戦争中は航空参謀としてアリューシャン・ミッドウェー作戦などに参加する。戦後は航空自衛隊学校長などを歴任。2007(平成19)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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