学研M文庫<br> 旗本伝八郎飄々日記 西ノ丸の鯛

電子版価格
¥650
  • 電子版あり

学研M文庫
旗本伝八郎飄々日記 西ノ丸の鯛

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784059007869
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「有明」の華板を江戸城がスカウト!? 草食系で人情系の殿サマが、裏長屋から殿中までを真剣にお節介する人気シリーズ第3弾!

八百石の旗本ながら無役の嶋伝八郎は「本草学」の学者で、料理屋「有明」の名物薬膳も指南する気さくで情に脆い殿サマだ。その有明の華板が、なんと江戸城にスカウトされてしまった! 草食系の殿サマが裏長屋から殿中までお節介する人情旗本シリーズ第3弾!

内容説明

八百石の旗本ながら無役の嶋伝八郎の薬草園に、江戸城は西ノ丸の若君が下向された。その折、伝八郎が指南する「有明」の薬膳料理を召し上がったことから、なんと華板の伊之助を江戸城の御台所人にとのお召しが…。困惑する伝八郎と側近の佐伯外一郎を尻目に動いた意外な人物とは?人の痛みには敏感だが自分の恋には疎い草食系の殿サマが、裏長屋から殿中まで、真摯に飄々とお節介を焼く人情旗本シリーズ第三弾。

著者等紹介

鈴木晴世[スズキハルヨ]
千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、子供服メーカー勤務、歯科助手、塾講師、テレビドラマの企画脚色などを経て、作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶちゃ

1
登場人物が本当にいい人ばかり。世の中そんなに都合よくいく訳ないけど、物語の中くらい幸せな気分になりたいもの。じんわりと温もる、心の薬膳ですね。2016/02/15

senchan

1
あれっ!?続巻は?この巻の出版が2012年10月23日なので、もう出ていても いいのでは?これからが楽しみな感じなのに・・・。2014/04/03

公路郎

1
何だろう、みんなええとししたおっさんや、おばちゃんのはずなんですが。中学生のようなすがすがしい恋心だったり。おいしいモノだったり、健康だったり。なんか、人の基本的なことが詰まっていると思えるんですよね。2012/11/05

ふみえ

1
世間ずれしていない伝八郎さんが可愛らしい。「有明」で出される薬膳料理(普通の食材の効用を活かした体に優しい料理)も、なかなかでした。華板の伊之助さん、お城の御台所より「有明」が良いに決まってる!伝八郎さんがの娘、野枝ちゃんの身分違いの恋の行方も気になる。2012/10/28

あき

0
温かい気持ちのいいお話が三つ。用人の嫡男がフラれる話、町娘に横惚れする家格の高い侍ってーとたいてい嫌なヤツなんだけど、めちゃくちゃいい男だったんでちょっと可哀想。まああれだけいい男なら良縁には事欠かないだろう。主人公と料理屋の女将、主人公の娘と足袋屋の跡取りの恋路が気になるのに、続きが出ないのは残念!2020/02/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5384566
  • ご注意事項