出版社内容情報
無頼の浪人・雨宮新九郎は、新興教団・天華一の陰の存在を究明すべく、思わぬ人物から依頼を受け、独自の難剣で敵に対峙する！
無頼の日々を過ごす浪人・雨宮新九郎は、富商・尾島屋に娘を連れ戻すよう依頼された仕事を機に、新興教団・天華一の闇と野望を知る。天華一を操る陰の存在を究明すべく、思わぬ人物から依頼を受けた新九郎は、独自の難剣を振るって敵に対峙する！
内容説明
無頼の日々を過ごす浪人・雨宮新九郎は、富商・尾島屋に新興教団・天華一のもとから娘を連れ戻すよう依頼される。偶然知り合った美緒や音吉を手下として天華一に探りを入れた新九郎は、手段を選ばず資金集めに奔走する教団の闇と野望を知ることになる。そして、天華一を操る陰の存在を究明するよう新九郎に密かに依頼したのは、思いもかけぬ人物であった…。新九郎は独自の難剣を振るい、敵に対峙する。
著者等紹介
湊谷卓生［ミナトヤタクミ］
東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業。戦国時代など歴史の研究・執筆に携わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひかつば＠呑ん読会堪能中
2
バンスライク師のレビュー「なかなか楽しませてくれる」に触発されて捜しまわったが、やっと読了。江戸初期の話はスリルがあり、主人公の新九郎の ニヒルな振る舞いが狂四郎や竜之助を思い出させて実にいい。物語はやんごとなき方々が出てくるし、伝奇的な雰囲気もあって久しぶりに楽しんだ。続きな読みたい一冊ですね。2012/12/03
