内容説明
外神田旅篭町の御成道に面した足袋屋の軒下で、古本を商いながら江戸御府内に流れる風聞や流言、怪事件の数々を黄半紙に書き付け「お記録本」と呼ぶ書物に仕上げ、江戸諸藩の留守居役相手に商売をする藤岡屋由蔵。ある日、目前で敵討ちが始まり、子連れの侍が斬られた。長屋で遺された息子の作之進から経緯を聞いた由蔵は、この一件に裏があることに気づき、事情通の兵六に探らせる。敵討ちを果たした侍が住む萩藩下屋敷に兵六は潜り込んだが…。
著者等紹介
鎌田樹[カマタイツキ]
1960年宮城県生まれ。東北大学文学部卒。出版社の編集者を経てフリーライターに。平岩弓枝氏主宰の新鷹会に参加し時代小説を書き始め、2007年『朝顔ざむらい』(廣済堂文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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