学研M文庫<br> 春の館―元禄三春日和

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学研M文庫
春の館―元禄三春日和

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  • サイズ 文庫判/ページ数 341p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059006688
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

行き倒れ寸前を、運命により導かれた館で救われた元川越藩士の毛受東馬と娘志乃。かつて心中屋敷と呼ばれたこの館の若き当主は、現三春領主の弟秋田季行だった。ある偶然から、東馬が館の駻馬を調教したことを知った豪商水戸屋は、東馬に三春の馬を江戸へ運ぶ仕事を頼む。水戸屋の狙いが別にあると睨む季行の頼みもあり、東馬は江戸に向かうが…。人の優しさが心に沁みる、第十六回歴史群像大賞優秀賞受賞作品。

著者等紹介

原田孔平[ハラダコウヘイ]
1949年、東京都生まれ。珠算学習塾経営を経て、『元禄三春日和 春の館』で第十六回歴史群像大賞優秀賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

マサキ@灯れ松明の火

13
【頂き物】人の縁と優しさが心に沁みる(帯より)‥良い人だらけですね♪あちらこちらに、華開く。東馬さん…モテすぎです。。人タラシの度が過ぎます。。志乃ちゃん、寂しかったよね。優しい爺と婆に出会えていて良かったね。季行様…見事、鬼姫の心を射止めてしまわれましたね。早く、姫の料理の腕が上がることをお祈り申し上げます。‥個人的に、志乃ちゃんと月影の交流をもう少し見たかったです。東馬さんという風来坊的要素アリの父を待つ1人と1頭。。2017/02/04

M2

3
キャラがみんな魅力的で序盤はぐいぐい引き込まれたけど後半少し話が散漫になったような気が。二本松絡みの恋愛模様は次巻で語ればよかったと思う。それにしても東馬の人タラシぶりはすごい(笑)2011/08/10

すずめ

3
基本的に気持ちの良い人ばかりで大変気持ちよく読み進められた。二本松編までは風呂敷を広げすぎたのかも。月影と東馬の交流がピークかもしれない。でも文章も読みやすく、キャラ造形もとても好みなので次作にとても期待。2011/02/22

だいしょう@SR推進委員会

2
陸上なら、スタートダッシュは上出来、中盤からフォームが乱れて、よれよれでゴールという感じ。恋愛関係は絞ったほうがよかったかも。気持ちよく読めたけれど、時代小説の読者には思わずツッコミたくなるところも多いかな。次の作品が出ているらしいので、この雰囲気を壊さずより良くなってると嬉しい。2011/08/14

しば子

1
人の優しさが心に沁みる作品、という紹介文に惹かれ読んでみました。その通り、人と人の縁が生む温かさが感じられる、良い本でした。最後はあれよあれよと終わってしまった感がありますが、読みやすかった。そして登場するキャラクターがみんな魅力的でした。主人公東馬さんの娘、志乃ちゃんがとってもかわいい…個人的に、お殿様の季行さんと志乃ちゃんのやりとりが微笑ましくてもっと見たかった〜2012/11/08

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