学研M文庫<br> 初ばしり―舐め筆お淡

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学研M文庫
初ばしり―舐め筆お淡

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  • サイズ 文庫判/ページ数 245p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784059006428
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

霊岸島の南新堀に店を構える筆商「紅屋」。美人の女将・お淡が、筆の穂先を舌で舐めて整える「舐め筆」で評判の店である。しかし、お淡にはもう一つの顔があった。筆商いのほかに、身請けしてもらった回向院裏のご隠居・千右衛門の頼みで、大店の二代目たちの筆おろしも請け負っているのだ。今日もお淡の導きで、一人の若者が男になる―。

著者等紹介

雑賀俊一郎[サイカシュンイチロウ]
1940年、神奈川県横須賀生まれ。立教大学社会学部卒。卒業後はコピーライターを生業とし、東京コピーライターズクラブ新人賞、同クラブ賞、朝日広告賞などを受賞。1998年、中国を舞台にした『黒ん棒はんべえ鄭芝龍救出行』で第六回歴史群像大賞優秀賞を受賞。以後、著作に専念し、『兆し屋萬次 色に溺れる大井川』(学習研究社刊)で本格デビュー。東京コピーライターズクラブ会員。俳句“こふみ”同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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OZ

0
普段武将もの中心に読んでいたので、町人系歴史ものは新鮮だった。舐め筆→筆おろし なつながりが興味深い。筆おろしの印象が強くて他の女じゃ駄目になる跡取りとか出てきそうだけど、どうなんだろう。2017/03/26

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