学研M文庫<br> 大奥と料理番―包丁人侍事件帖

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学研M文庫
大奥と料理番―包丁人侍事件帖

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  • サイズ 文庫判/ページ数 267p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059006039
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

江戸城の台所人、鮎川惣介は、大奥添番にして剣の達人、片桐隼人と釣りに行ったおり、謎の美少女、あんずに自慢のお手製弁当を横取りされてしまう。口達者な彼女に呆れつつも二度と会うこともあるまいと思っていた惣介たちだが、思わぬところで再会することに…。ある朝、御膳所で将軍家斉の好物、酪を調理していた惣介は、その鋭敏な嗅覚で微かな異臭を嗅ぎとる。何者かが毒を混入したらしい。人気シリーズ第二弾。

著者等紹介

小早川涼[コバヤカワリョウ]
三重県伊勢市生まれ。愛知教育大学教育学部教職科心理学教室卒業。高校時代より日本史、特に江戸の研究を始める。趣味は古典文学、時代小説、国内外の推理小説の濫読。小学校教諭、中学校講師などを経て現在に至る。日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ごへいもち

16
家斉がスーパーマンみたいって( ̄▽ ̄)2023/08/13

nyanlay

11
シリーズ物の2作品目。順番が前後しているけど、だいたいの登場人物がこの時点で定まっているようで、違和感なく、読めました。大奥とあるけれど、大奥がメインと言う感じではなく、どちらかと言うと大奥を取り巻く人々って感じかな?料理の描写もよく、美味しそう。今回は暖かい汁物に惹かれました。2015/12/20

うずら

11
包丁人侍事件帖シリーズ第2弾。惣介が早起きして作った自慢のお弁当が、勝手に食べられてしまった!食べたのは、あんずという名の口が達者な町娘。将軍家斉のために料理を作れば、誰かが毒を入れたらしい。前巻の事件も引きずっているいるので、シリーズはやはり1から読むのがオススメです。2巻目ということで、登場人物にも馴染んできたし、料理は美味しそうだし、事件も奥が深くて、面白かったです。2014/06/19

じゅり子

6
シリーズ2巻目。1巻目からずいぶん間が空いたけれど、江戸城の台所用人・惣介と大奥の添番・隼人のコンビは相変わらず面白い!二枚目の隼人に比べて丸い鼻と出っ張ったお腹ではあるけれど、惣介がほんとにいい味わいなんである。隼人と共に事件の真相を追いつつ(体力では隼人に追っ付かないんであるが・笑)、料理の場面はさりげなくても温もりを感じさせる。ラスト近くの惣介と妻の志織、娘の鈴菜、息子の小一郎の会話がほんとにいいなぁ…。眉間に皺を寄せた妻と生意気な娘と息子だけれど、この家族はいい家族なんだろうなと思わせる。2015/01/15

timeturner

5
惣介の鼻の威力が凄い。ヒトじゃなくて警察犬かってくらい。職場での軋轢や家庭の揉め事、将軍の愚痴など相変わらず面白く読ませるんだけど、このシリーズ、罪のない女が殺され過ぎでは?2017/10/28

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