出版社内容情報
お加奈は行方知れずになった父親を捜しに江戸に出てきた、一石橋の袂の迷子石に縋ってみたが行方は杳として知れないのだという……。医は仁術――医術をもって人と人との絆をつなぐ女医者の千佳の活躍を描く好評書き下ろしシリーズ第二弾!
内容説明
薬研堀にある医家の娘・千佳は紅葉狩りに訪れた品川の海晏寺で、急な病に倒れた老人の手当をしたことから、公事宿の奉公人・お加奈と知り合いになった。お加奈は五年前に行方知れずになった父親を捜しに江戸に出てきた、一石橋の袂の迷子石に縋ってみたが行方は杳として知れないのだという…。医は仁術―医術をもって人と人との絆をつなぐ女医者の千佳の活躍を描く好評書き下ろしシリーズ第二弾。
著者等紹介
藍川慶次郎[アイカワケイジロウ]
新潟市生まれ。目の病に冒された美貌の女医者の活躍を描く『薬研堀小町事件帖』シリーズでデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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