出版社内容情報
若き当主の勝頼を支え、武田家の立て直しを図る真田昌幸であったが、家臣団との確執で参謀職を解かれる。自領に戻った昌幸は傭忍の甲賀者や真田スッパとともに、迫りくる信長の大軍を上信の山中に誘き寄せて殲滅を謀る、乾坤一擲の妙算をはりめぐらすが!?
内容説明
天下はまさに織田信長のもとに治まらんとしていた。若き当主の勝頼を支え、武田家の立て直しを図ってきた真田昌幸であったが、家臣団との確執で参謀職を解かれる。武田家の傭忍であった甲賀忍者の羽一郎とその手下達は昌幸を慕い、跡を追う。自領に戻った昌幸は修験道の流れを汲む真田スッパの飛雲丸らと傭忍を使い、深謀をめぐらす。山中に信長の大軍を誘き寄せて殲滅を謀る、乾坤一擲の妙算とは。
著者等紹介
沢田黒蔵[サワダクロゾウ]
1962年、静岡県浜松生まれ。2001年、第七回歴史群像大賞優秀賞受賞。受賞作は学研M文庫より『黄金の忍者』シリーズとして刊行。2002年、第二回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞。『不問ノ速太、疾る』(学研M文庫)として刊行される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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