もえぎ文庫 花影の刻―平安京伝奇

嶋田 純子【著】

Ｇａｋｋｅｎ（2004/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 215p／高さ 15cm
• 商品コード 9784059003328
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

涼しげな美貌、清らかな「気」を持つ安倍晴明は京の都で評判の陰陽師。使役する式神・涼牙は、晴明に敗れた元魔物。二人は怪奇な事件の解決を通して信頼関係を築いていくが、隙あらば野性的美貌の姿に変化し迫ろうという涼牙に、手を焼かされる晴明だった。

内容説明

美貌の天才陰陽師・安倍晴明は涼牙という凶悪な魔物を式神として使役している。隙をみては主を襲い下剋上を狙う涼牙と、返り討ちにする晴明という、危うい関係の二人…。そんな中、神域の池に怪異が起きた。事件は晴明の過去の恋に深く関わっていて、それを知った涼牙は…？晴明＆涼牙の平京ラブ（？）浪漫。

著者等紹介

嶋田純子［シマダジュンコ］
５月２２日生まれ。東京都在住。１９９２年デビュー。ファンタジー、伝奇、ホラー、時代ものなど幅広いジャンルを手掛ける。ピチコミックス『陰陽師』シリーズにて「平安京伝奇」シリーズ連載中。また漫画原作などでも活躍中
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Elm]

K.U.

2017/01/20

[紫鈴]

１話完結なので読みやすい。晴明と涼牙の会話が楽しい。今市子さんの描くお着物姿、大好きです。☆３

2009/05/04

[とんぼ]

清明と涼牙の付きすぎず離れすぎずな距離感がいい。無自覚な衒いのない涼牙の言葉に頬を赤らめる清明が微笑ましい。二人とも普段が普段だけになあ（笑）。

2009/11/01