学研M文庫
残月無明剣―慚鬼死事帖

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  • サイズ 文庫判/ページ数 303p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059002529
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

美根慚鬼は武士の子として生まれたが、母が当時の藩主・徳川綱吉に召し上げられ、抗議した父は謎の横死、母も後を追い縊死。孤児となり尼寺で育った慚鬼は十六の春に江戸へ出て、闇に生きる死事請負人となる。ある日、恩人の住む尼僧庵に無頼漢が押し入った…   

内容説明

黒襦子の着流しを身にまとい、腰に上総介藤原兼重の直刀を差す美根慚鬼。館林藩の武士の子として生まれたが、母が当時の藩主・徳川綱吉に召し上げられ、それに抗議した父は謎の横死、母も後を追い縊死。孤児となり尼寺で育てられた慚鬼は十六の春に江戸へ出て、闇に生きる死事請負人となる。ある夜、育ての恩人が住む尼僧庵が淫らな無頼漢に襲われた。その背後にかつての卑劣な国家老の存在を知った慚鬼は…。

著者等紹介

本庄慧一郎[ホンジョウケイイチロウ]
本名・望田市郎。東京に生まれる。劇作家・小沢不二夫氏、三好十郎氏に師事。演劇(戯曲・演出)を学ぶ。その後、民間放送で番組の脚本や構成台本を執筆。また、コピーライターとしては日本民間放送連盟賞をはじめ、海外の賞など百五十以上を受賞する。1991年、小説家に転身。各小説誌に精力的に作品を発表
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