出版社内容情報
伊賀の里で忍びの者に育った不問ノ速太。故郷の奥州に帰った彼は伝説とされる純金造りの黄金寺院が実在し、在処を亡父が掴んでいたことを知る。信長に圧殺された伊賀者の残党、信玄の黒川衆、若き政宗を巻き込み天下取りが絡む凄絶な黄金争奪の闘いが始まる!
内容説明
今は亡き父と同じ読み書きに明るい識忍として伊賀の里で忍びの者に育った不問ノ速太。故郷の奥州に帰った速太は突如、伊達家黒脛巾組の忍者に襲われ、その一味のくノ一から伝説とされる空前絶後の純金で造られた黄金寺院が実在し、在処を亡父が掴んでいたことを訊きだす。信長に圧殺された伊賀者の残党、信玄の黒川衆、若き政宗を巻き込み天下取りが絡んだ凄絶な黄金争奪の闘いが始まる。
著者等紹介
沢田黒蔵[サワダクロゾウ]
1月28日生まれ。2001年、第七回歴史群像大賞優秀賞受賞。学研M文庫より『黄金の忍者』シリーズを刊行。2002年、本作品で第二回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞。なお、沢田直大名義でのジュニア小説の著書も多数
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