出版社内容情報
海軍兵学校を首席で卒業した秋山真之は、米国留学時、米海軍の戦略・戦術を実見した。なお古今東西の兵法書を悉く研究し完成した「秋山兵学」により日露戦争・日本海大海戦でバルチック艦隊を撃滅し勝利を決した。日本が誇る天才的戦術家の生涯!
内容説明
松山に生まれた秋山真之は兄・好古の訓導のもと、海軍兵学校を首席で卒業する。日清戦争を経て米国留学。米海軍の戦略・戦術を学ぶとともに、世界中の兵法書を悉く研究して完成した「秋山兵学」は日露戦争の日本海大海戦で見事、結実した。「七段構えの戦法」「丁字戦法」の二大戦法でバルチック艦隊を撃滅。完勝し戦争終結へと導いた。日本が誇る名参謀の生涯。
目次
序章 日本海、浪高シ
第1章 明治の若者たち
第2章 海軍兵学校
第3章 日清戦争
第4章 アメリカ留学
第5章 海賊の戦法を研究
第6章 ロシア帝国の南下政策
第7章 日露ついに開戦
第8章 バルチック艦隊の来襲
第9章 日本海の大海戦
第10章 ポーツマス講和会議
著者等紹介
羽生道英[ハブミチヒデ]
1935年、大阪府に生まれる。近畿大学法学部卒業。日本文芸家協会会員
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