出版社内容情報
惜しまれつつ世を去った著者のエッセイ集第二弾。生涯のテーマの一つだった二・二六事件の真相に迫った最後の論考も特別収録する。
内容説明
半藤さんが伝えたかったこと。未収録エッセイシリーズ第二弾。歴史を愛し、誰よりも愉しんだ著者による歴史読み物。
目次
第1章 昭和史の語り部として(二・二六事件「宮城占拠計画」の謎は解けた;責任を背負って史実を書いた阿川弘之さん ほか)
第2章 歴史あれこれ(『古事記』と『日本書紀』;腹を切るということ ほか)
第3章 漢籍のたのしみ(春秋からの連想;「百」のあれこれ ほか)
第4章 ことばの世界(悪口の多種多様;言葉をつくる ほか)
第5章 わが体験的昭和史(相撲改革 四本柱の思い出;人が神になる話 ほか)
著者等紹介
半藤一利[ハンドウカズトシ]
1930年生まれ。作家。文藝春秋に入社し、『週刊文春』『文藝春秋』などの編集長、専務取締役を歴任。昭和史研究の第一人者として知られる。2021年1月12日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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