学研M文庫
内藤新宿〈3〉闇の血祭り

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 326p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059001607
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

色里・内藤新宿の幇間(たいこもち)極楽家六道に、権力者の腰巾着の与力頭・赤間伝次郎の密殺依頼が来た。弱者の味方として闇の殺し屋に変貌する六道は暗殺の機会を窺うが、逆に依頼人が謎の死を遂げる。背後には江戸の裏社会に君臨する黒幕の存在があった。   

内容説明

今宵も酔客のご機嫌をとり結ぶ、色里内藤新宿の幇間、極楽屋六道。その裏の顔は、世の悪逆非道を地獄に送る、闇の殺し屋である。南町奉行・鳥居耀蔵の配下で長崎の蘭学者迫害に血道を上げる本庄茂平次を追い、六道は江戸の裏社会に巣喰う黒幕一味と対決した。あたかも壁蝨がひとの生き血を吸うが如く、醜く太った巨悪を討つために、六道の捨て身の必殺剣が光る。

著者等紹介

本庄慧一郎[ホンジョウケイイチロウ]
本名・望田市郎。東京に生まれる。劇作家・小沢不二夫氏、三好十郎氏に師事。演劇(戯曲・演出)を学ぶ。その後、民間放送で番組の脚本や構成台本を執筆。また、コピーライターとしては日本民間放送連盟賞をはじめ、海外の賞など百五十以上を受賞する。1991年、小説家に転身。各小説誌に精力的に作品を発表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品