出版社内容情報
本書は魔術・錬金術から秘密結社・ナチス誕生にいたるまで神秘と奇跡の系譜を集大成し、欧米で一大センセーションを巻き起こした『魔術師の朝』の訳書である。反合理主義ジャーナリストと原子物理学者である二人の著者が西欧異端思想の現代的意味を問う怪書!
内容説明
実証不可能なもの、人智を越えた現象を、非科学的・反合理の名のもとに排斥してきた近代合理主義。本書は魔術・錬金術から秘密結社・ナチス誕生にいたるまで神秘と奇跡の系譜を集大成し、欧米で一大センセーションを巻き起こした『魔術師の朝』の訳書である。20世紀最大の魔術師グルジェフの弟子であるフランス反合理主義のジャーナリストと原子物理学者二人の著者が、西欧異端思想の現代的意味を問う現代最大の怪書。
目次
第1部 錬金術と古代文明(魔術師が扉をたたく;錬金術入門;古代文明をたどる)
第2部 ハーケン・クロイツの不思議(オカルティストとしてのヒトラー;宇宙永久氷説;悪魔的文明の敗退;ナチズムとオカルティズム)
第3部 新人類誕生の予感(「象徴」との交感;「目覚めの状態」のアンソロジー;ミュータント夢想)
著者等紹介
ポーウェル,ルイ[ポーウェル,ルイ][Pauwels,Louis]
1920年、パリ生まれ。フランスの反合理主義思想家、ジャーナリストとして著名で、日刊紙『コンバ』、週刊誌『アール』の編集長を経て、ベルジェとともに雑誌『プラネット』を創刊。機関誌『ケスティオン・ドゥ』を発刊して多くの怪奇・幻想小説家を世に送り出した。コリン・ウィルソンが20世紀最大の魔術師と呼んだグルジェフの門下生。1997年没
ベルジェ,ジャック[ベルジェ,ジャック][Bergier,Jacques]
1912年生まれ。化学教師を経て原子物理学者となる。1978年没
伊東守男[イトウモリオ]
翻訳家、著述家。1936年生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒業。NHKで国際報道番組制作に従事後、フリーランスのライターとして活躍。1994年没
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感想・レビュー
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