出版社内容情報
日本を洗濯してやる--。竜馬は、対立する薩長両藩を同盟させ、「船中八策」という明治新政府の絵柄を著して、大政奉還を成しとげる。竜馬の眼には、四海を股にかける己の姿が見えた。巻末に、対談解説「海の男・坂本竜馬を語る」を収録。
内容説明
日本を洗濯してやる―。竜馬は、対立する薩長両藩を同盟させ、「船中八策」という明治新政府の絵柄を著して、大政奉還を成しとげる。しかし、官職にはまったく食指をうごかさず、西郷が何をするつもりかと尋ねると、「さあ、世界の海援隊でもやりますかな」とうそぶく。一大事業を成しとげた今、竜馬の眼には、四海を股にかける己の姿が見えた。…巻末に、対談解説「海の男・坂本竜馬を語る」を収録。
著者等紹介
豊田穣[トヨダジョウ]
1920年、旧満州(中国)に生まれる。海軍兵学校卒業。1970年、『長良川』で直木賞を受賞
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