出版社内容情報
柴田勝家の憤死を目の当たりにした前田利家は鬼神と化し、天下人への道をひた走り始めた。天正十一年、家康は北陸平定を狙い、一乗谷に利家を追いつめる。しかし秀吉、前田らの連合軍に逆襲にあう。しかし、家康はさらなる逆転劇をもくろんでいた。
内容説明
庄内川の戦いによって、柴田勝家の憤死を目の当たりにした前田利家は鬼神と化し、天下人への道をひた走り始めた。しかし、天正十一年六月、徳川家康は北陸平定を狙い、八万近い大軍を率いて、北ノ庄城に蒲生氏郷、一乗谷に前田利家を追いつめる。が、思わぬことから劣勢に陥った家康は、豊臣秀吉を中心とする前田、上杉らの連合軍に逆襲をくらう結果となる。しかし、家康はしぶとい。その切札は、織田信忠の復活であった。